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「アーティスト・ブック」という言葉、いまだ日本ではあまり馴染みのない言葉ですが、欧米では、よく使われる言葉。よく使われるといっても、けっして定義がクリアに決まっているわけではなく、文脈によって様々な使いわけられているのが現状です。
しかし同時に、曖昧ながらも、なんとなく経験的に「アーティスト・ブック」というと、イメージが浮かび上がってくるのも事実です。それに適合する「本」をあつかっている A-Thingsが、このブログの主体でもあるので、ボツボツと、その「アーティスト・ブック」とはなんぞや、というのを、書き溜めて行こうと思っています。 基本的なことですが、「アーティスト・ブック」という言葉が英米圏で広く使われるようになったのは、もっぱら60年代以降のこと。より広い「ブックアート」とか、フランス語で言う「リーブル・ダルティスト」、日本語だと「豪華本」などの言葉が指すものとは「ちょっと違うんだ」というニュアンスをこめて使われるようになった言葉だといっていいと思います。したがって、戦前のヴォラールやカーンワイラーなど、画商や出版社が中心になって企画した豪華挿絵入り本は、狭い意味では「アーティスト・ブック」とは言いません。 出発点にあるのは、「本」という形式あるいは構造を、根本から問い直すという考え方であって、従来の「本」の枠組みの中で、「美しい」本をつくることが目的なのではないということでしょうか。 さて、じゃあ、どんな例があるのか。それをこれから、少しづつ紹介していきたいと思います。 今日はこれにて。
by 66productions
| 2005-01-20 01:37
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