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遅ればせですが、20日まで、うらわ美術館では「フルクサス展」が開催されていました。フルクサス関係のものが、あんなに集められた展覧会、日本では初めてのことだったのではないでしょうか。小さな印刷物が中心の展示品をどうやって見せるのか、むずかしかったと思いますが、その点でもいろんな工夫があった展覧会でした。
下の写真は、その展覧会にも出品されていた70年代前半の『フルックス・シュー』。72年から73年にかけてイギリスで開催された展覧会にあわせて「カタログ」として制作された本ですが、カタログというよりも、印刷物におとしこまれた展覧会といったほうがいいかもしれません。一ページ一作家の「作品」になっていて、参加メンバーは、当時のフルクサス周辺の、まさにオール・スター。ブレクトとマチューナスの二人のジョージ、ヨーコ・オノ、ディック・ヒギンズ、アンリ・ショパン、ベン・ヴォーティエ、ヴォルフ・フォステル、ヨゼフ・ボイス、キャロリー・シュニーマン・・・。 フルクサスを考えるときのキーワードの一つに「ゲーム」がありますが(一つの行為が次の行為の反応を誘発し、不可測のシリーズを構成していく)、この本も、まさにゲームのような成り立ちを持っている(そのゴールは設定されていませんが)といっていいと思います。写真は、ジョージョ・マチューナスです。 世田谷美術館では、瀧口修造展が始まりました(未見)。 現代美術館では、榎倉康二展が開催中。榎倉氏の作品をこんなにまとめて見られるチャンスは、そうそうないはず。現代美術館の空間が「きれい」すぎて、ちょっと作品の物質感が美しく昇華されてしまっているのが残念でしたが、写真作品のスバラシサには驚かされました。パファーマンスのフィルムも会場では常時上映されていて、これもなかなかシブい。
by 66productions
| 2005-02-21 22:18
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