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李さんの展覧会に足を運んだ日、横浜トリエンナーレにも寄ってみました。
膨大な規模のこの展覧会。全体でどうというのは、ちょっと難しいので、断章風に少しだけ。 前回のあの、コンベンション・センターの空間に比べると格段に「いい感じ」の空間。埠頭の倉庫とくれば、ヴェネツィア・ビエンナーレを思い出してしまって、いかにも「現代美術的」ですが、やっぱり気持ちいい。ダニエル・ビュラン(ビュレン)の導入路は、◎。 目が回るほどの作品群だし、参加型のものは滞在時間を要求するものが多く、一日では見切れないというのが正直なところ。見逃しているものもありそうですが、見たものの中から強い印象の残った作家をあげてみると、ディディエ・クールボ(Didier Courbot)、岩井成昭、松井智恵、ロビン・ロード(Robin Rhode)、高嶺格、田添かおり、米田知子+芦屋市立美術博物館+ボランティアグループ「とまと」。 屋台の並ぶ休憩所に、食べ物はあるのにコーヒーがないのは何か行政サイドからの規制でもあるのでしょうか。解せない(違いのわかってしまう報告者には、缶コーヒーはちょっとキツイのでした)。 導入部分に、高松次郎さんの工事現場のフェンスに「影」の作品が、再制作されて展示されていたのは、分からなくもないけれど、今一つ活きていなかった。 トリエンナーレの会場には、かれこれ4時間以上いて、立ち去るときには、横浜港には夕闇が。 エピローグ的に、近くのBankARTで開催中の「Global Players」まで足を伸ばしたときには、青息吐息でしたが、これは行った甲斐がありました。 正直言って、トリエンナーレの、あの「巻き込まれ」感覚についていくには、ちょっと無理をしなければならなくて、なんだかすっきりしないままだったのが、BankARTの静かな空間でやっと息をつけた感じです。 全体に展示のレベルが高かったのですが、なかでも、ユリアン・ローゼフェルト(Julian Rosefeldt)のビデオ作品は圧巻。これはちょっと見もの。単純な仕掛けのようなのですが、見ていると「?」と思う部分が沢山あって、思わず見入ってしまいます。モニターを二つ並置して同時に見せる手法は、一つのジャンルになったと言っていいくらい頻用されますが、これは、その手法の可能性をまた一つ押し広げてくれた感がありました。 以上、駆け足で。
by 66productions
| 2005-10-09 23:57
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