去る1月11日(水)、佐々木悠さんの展示が始まりました。すでに、いらしてくださった方々から、ポジティブな反応を多くいただいています。前回、アナウンスしたように、近々写真もアップしますので、お楽しみにしてください。
さて、その前に今日は、また新しい本を紹介しましょう。
アーティスト・ブックといえるかどうか、広くとらえればその一つに数えていい本す。何より、歴史的に重要であり、かつ美しい本です。
コンテンポラリー・ダンスの世界では、伝説と化しているマース・カニングハム(Merce Cunningham)の、ダンスの動きや振り付けのアイディアを書きとめた図や言葉やドローイングなどを集めた「Changes: Notes on Choreography」。
1968年に、フランシス・スターの編集で、サムシング・エルス・プレスから出版されたもの。カニングハムの、なまのアイディアが出版物として人目に触れるようになったのは、この本から。ダンスに関心のある向きは、一度は手にとってみたい「聖典」です。